マンション購入前の注意点
比較的安定した資産運用方法として、マンション経営が人気になっています。ではマンション経営のためにマンション購入する際にどのような点に注意できるのでしょうか。
ますマンションに関する情報を多く集める必要があるという点を挙げることができます。
例えば業者側が売りたい物件があり、投資者に満室になった物件を見せて利回りが高いとアピールするわけですが、じつは業者が家賃を下げて入居者を確保しているだけで購入した途端空き室になってしまったというようなケースもあります。
またメンテナンスがしっかりされていないため、購入してから修理やリフォームなどかなりの費用がかかってしまったというようなケースもあります。
それでマンション購入の前にはそのマンションについてさまざまな情報を入手しておく必要があるといえるでしょう。
またマンション購入には多くの場合ローンが必要ですが、空室を多く抱えてしまうとこのおローンが痛手になってきますので、次々と入居希望者が現れるようなマンションづくりをしていくというのもマンション購入の際に考えなければいけないポイントです。
さらにローンの金利の上昇なども考えられますので、少し余裕のあるローン返済計画を立てておくのも重要です。
利回りについて
マンション経営についてもっとも大事な点なのが利回りです。これはよくないと赤字になってしまいますので、これはマンション購入の際にはチェックしておきたいポイントです。
実際に物件の情報などには利回りが提示されており、購入の際に参考にできるようになっています。
しかしここで記載されている利回りは表面利回りといわれるものです。
この表面利回りというのは、年間の収入÷購入価格×100で算出されたもので、実際の利回りよりもかなり良い数字で記載されています。
しかし現実では必要経費の支払いがありますので、（年間収入－年間支出）÷購入価格×100で算出されたものが正確な数値だといえます。
ちなみにこの実際の利回りの数値は、実質利回りといわれています。
それで業者に利回りを提示された場合には実質利回りなのか表面利回りなのかをしっかり判断する必要があります。
このように自分でしっかり調査したり、チェックをしたりして危険回避をしておかないと業者のいいなりになってしまい、マンション購入をしたものの、空き室が続き資産運用に失敗してしまうということにもなりかねません。
どんな経済商品にも事前の調査が必要ですが、マンション経営に関してもそういうことができます。